これを書いている筆者は
・米国滞在経験10年
・帰国後、ベンチャーから大手IT企業まで経験
・GAFA(Google, Apple, Facebook, Amazon)の中で勤務経験
・ベンチャーに転職してマネージャーとして勤務中
本記事の内容は
- 外資系企業のリモート事情
- 外資系のリモートと給与方針
- 日本での外資系のリモート動向
こんな方におすすめ
- 外資系企業に興味がある人
- 外資系企業で働いている人
- 今後さまざまな働き方を検討して転職活動している人
外資系企業のリモート事情
現在多くの外資系企業で、引き続きリモートが続いています。
ただし今後のリモート事情としてはアメリカと、日本で変わりそうです。
アメリカ
ワクチン接種が進んだことが後押しして、ワクチン接種済みの社員から出社が可能になる方向です。
オフィスのレイアウトや行動などの制限があると思われますが、少しずつオフィスへの出勤を許可するつもりのようです。
日本
外資企業の中で、10月ぐらいからオフィス使用を許可する動きがありましたが、今の感染拡大でまた延期になる動きがあります。
アメリカではワクチン接種が進んで、オフィスの使用許可が話に上がっていましたが、日本ではそれらの話はまだまだ上がっていません。
外資系のリモートと給与方針
外資系の給与というのは基本的に以下の3点をもとに算出されます。
1.経験値
2.実力値
3.期待値
そのため今現時点でリモートであるか否かで給与は変わりません。
ただし、そこを変更してリモートかそうでないか、で給与の方針を変更しようとしているのが今後の外資の方針にあります。
以下参考の記事としてこのようなものがあります。
グーグル、リモートワークや再配置の申請の85%を承認--不公平との批判受け(CNET Japan) - Yahoo!ニュース
ただし、肝心なポイントはリモートなのか、そうでないかで決まるわけではないので勘違いしないでもらいたいと思います。
一番肝心なのは、リモートだけでオフィスから遠く、全く最寄りのオフィスにも行かない人は、その分都市に住んでいる人よりも生活費が安くなるので給与を環境に合わせます、ということです。
もし、出社がないということで今までいた都市部から全く出社も毎日できないような田舎や郊外に行ったらその人の給与を計算し直しますということです。
そうなのです、だからもし以前と同じ働き方をして同じ場所でただリモートになったという方には影響が今のところはない、ということです。
日本での外資系のリモート動向
ずばり、日本はワクチン摂取もまだまだな点から年内のオフィス回帰はないようです。
アマゾンやGoogleも来年まで持ち越しの方向があるようです。
以前まで
2021年10月ごろからもどれるかも、という話もちらほらきいたことがありましたが、それはもうなくなりました。
今後
来年以降の1月、2月、3月などまだまだいつからという話は出ていません。
ただし、ワクチン接種などどんどん進んでいけばやはりオフィス回帰を希望しています。
やはりオフィスでの仕事やコラボレーションでより良い仕事ができると考えています。
まとめ
① 日本での外資のリモートは引き続き現状維持が続きます
② ただし、アメリカでの動き次第では今後リモートを期に郊外生活を始めた人は給与や待遇面で相談が来ます
③ そして、リモートに切り替わったが生活も家も変わっていない人はこのまま現状維持です
おそらくほとんどの人が③のような方が多いと思います。なので今の所リモート云々で言われているニュースのことで影響を受ける人は殆どいないと考えて問題ありません。
本日はここまでになります。
ありがとうございました。