外資で働きたいけど留学経験、英語の実務経験がない。今後のキャリアのため、経験のためにも派遣などを採用しているのか知りたい。もし派遣やってるのならどこの会社で探せばよいのか教えてほしい!
こんな疑問・要望にお答えしていきたいと思います。
これを書いている筆者は
→1社目、アメリカのカリフォルニアにある会社に就職
→2社目、日本に帰国後(起業しつつ)ベンチャー企業に就職
→3社目、起業を継続しつつ転職。外資系に転職
→4社目、起業は一旦規模縮小。別の外資に転職。日々勉強中
本記事の内容は
- 外資系企業のベンダー・業務委託とは
- 外資系企業内で、派遣として働く方法
- 派遣の後のキャリア形成について -持てる選択肢-
外資系企業に入りたい。経験してみたいと思う方は少なからずいると思います。
ただし、やっぱり外資のハードルって高い、学歴、経験が足らない…と思っている人が多いと思います。
企業によっては求めるものがとても高いところはあります。ただしそれは真正面から行く場合のことです。
実は外資系企業には色々な入り口があります。
その入口の一つが派遣やベンダーとして勤務することです。
この方法はどんな業務なのかを解説していきたいと思います。
今後外資系企業に転職を狙っている人。社会復帰のために心機一転正社員じゃなくても、外資で勤めつつキャリアを広げていける方向を探しているなどの方にはおすすめです。
外資系企業のベンダー・業務委託とは
外資系企業も、日系企業と同じように派遣の社員さんもいます。
ただし、派遣よりも多いのがベンダー・業務委託できている方だと思います。
外資系でのベンダー・業務委託とは
- 簡単に言うと、あるプロジェクトの運営、企画を業務委託として企業にお願いをして自社の社員に進捗を報告してもらうということです。
業務委託と自社社員がやる仕事に差があるのか?
- ほとんどありません。同じです。実際にやる運営をあくまでも外注に出しているようなものなので仕事内容だけを見たら外資で仕事をしているのと同じです。
どの業務を委託するのか、ベンダーを使うのかは各チームによってぜんぜん違うので正直なんとも言えません。
ただし外資はベンダーを使うことが多いので、仕事を探すのは意外に簡単です。
外資系企業内で、派遣として働く方法
派遣として働くのは間口が広いです。大きく分けて2つあります。
① 直雇用の派遣を探す
② 派遣会社経由で外資系企業内の業務につく
① 直雇用の派遣を探す
間口が広いと書きましたが、①は狭いです。そもそもあまり数が無いので見つけるほうがとても難しいです。
基本的には直雇用は外資系企業のホームページに、通常の正社員募集と同じように掲載をされれているのでその中からわざわざ派遣のものを探すことになります。逆難しいです。
ただし、あることはあるのでぜひ気になる企業のホームページを覗いてみてください。
② 派遣会社経由で外資系企業内の業務につく
まず外資系企業の業務委託、ベンダーとして仕事を請け負っている企業を探すところから始まると思います。
色々とありますが大手としては:
ココがポイント
アデコ
Wipro(ウィプロ)
アクセンチュア
この3社は多くの外資の業務委託を受けており、ベンダーとなっていることが多いです。
これらの企業は派遣業務を行っているので、派遣の仕事探しと同じ要領で仕事を探すところから始めると良いと思います。
ただし、ただの派遣業務として探してもなかなか外資系企業の派遣業務は出てきません。
理由は、会社名が非公開だからです。
外資系企業の方針でどこもほとんどが会社名を伏せて業務内容のみを伝えて、最後に実は・・・という流れが多いです。
では、どうやって外資系企業の業務委託事業なのかを判別していくのか?
チェックもポイントがいくつかあります。これらのチェックポイントに一つでも当てはまると外資系企業の業務委託の可能性が高いです。
ココがポイント
その①:
時給を確認。外資系企業の業務委託だと、時給が異常に高いことが多いです。
例として、2000円から3500円などが多いです。
ココがポイント
その②:
仕事内容以外の特典を押している。例えばカフェテリアがある、飲み物が無料など。
これらは外資系企業によくある特典で、ほとんどが派遣業務で来られる人にも同様に提供しています。
ココがポイント
その③:
終了期限、期間が記載してある。
外資系は期間をしっかりと記載していることが多いです。
期間限定はどうしても牽制する傾向があると思いますが、それによって外資系企業の業務委託の仕事を見逃してしまうことがあります。
派遣の後のキャリア形成について ー持てる選択肢ー
派遣業務の経験で、キャリア形成できるの?と思われるかもしれませんが、できます。
十分ではありませんが、キャリアアップにつなぐことは十分できます。
理由は:
ポイント
・経験に、外資での業務経験をかける
・経験に、ネームバリューをつけることができる
職務経歴書に業務委託、派遣でも外資内で勤務した等実績が記載できます。
そして同時に企業の名前も記載することができるので、いくら派遣業務とは言えどもネームバリューの力は少なからずプラスに働きます。
また多くの人が業務委託やベンダーの存在を知らなかったりするので話が盛り上がることもあります。
注意ポイント
実はもう一つ、派遣として勤務後、外資系企業の社員に登用されるケースもあります。
ただし、かなりイレギュラーでありこれに該当できる人はかなり少ないのであまり期待しすぎてはだめです。(過去2人ほど登用された?という人を知っていますが…)
業務委託とはいえども、外資系企業内で仕事ができるというのは優秀と判断されて採用されたので自信を持って大丈夫です!
可能性はいろいろなところに広がっています
まだまだ知られていない業務が多いのが外資です。
今休職していて、今後復帰していこうとしている人。キャリアを一気に切り替えていこうかと考えている人などにはおすすめかも知れません。
すでに記載してありますが、派遣として行く業務ですが、中では外資系企業の社員と何ら違いがありません。
彼らの仕事の方法を学ぶのも良いですし、外資系企業の雰囲気を知るための良い経験としておくのも良いと思います。
ぜひこの記事を参考にしていただき、仕事の選択肢を広げてもらえればと思います。
本日はここまでになります。
ありがとうございました。