アメリカと日本で給与の支払いについて違いがあったら知りたい。外資系と日系企業の違いについてはほとんど違いがないと思うけど、アメリカと日本だとなにか違いがあるのか。
このような疑問に答えていきたいと思います。
これを書いている筆者は
1.アメリカで大学卒業後、そのままカリフォルニアで就職
2.日本に帰国、ベンチャーに転職
3.違う経験を求めて外資系人材企業に転職
4.外資系IT企業(GAMAFの一社)に転職
本記事の内容は
- 日本での外資系企業の給与支払い時期について
- アメリカでの給与支払いについて
- アメリカでのお金事情
コロナの収束がまだまだ見えない中でもビジネスでの交流や渡航が解禁されつつあります。
そんな中日本とアメリカでの給与事情の違いについて解説していきたいと思います。
日本にいると当たり前になっている月給での支払い方法や給与振込などが、アメリカに行くとどんなに違うのか少しでも理解していただければと思います。
誰しもいつ海外に行くかわかりません。
そんなもしものときのために頭の隅にでもおいておいてもらえればと思います。
日本での外資系企業の給与支払い時期について
まずは日本での外資系企業による給与支払い時期について解説します。
答えは:
- 月1払いです
- 基本毎月25日払いが多いです
- 年俸制でも月給制でも同じです
日本では日本のやり方に合わせて給与の支払いを行います。
アメリカのやり方をそのまま引き継いでいるところというのは正直見たことも聞いたこともありません。
ではそのアメリカの給与事情と、支払い方法について解説していきます。
アメリカでの給与支払いについて
アメリカの支払い方法は大きく分けて2つあります。
ポイント
- 月1払い
- 月2払い
1の月1払いは日本でも一般のよくある方法だと思います
日本では聞いたことがないのが2の方法だと思います。
2の月2払いとは、その名の通り月に2回給与の支払いを行います。
頻度は2週間に1度がメジャーです。
たしか筆者の勤務先では第2金曜日と第4金曜日の月2払いだったと思います(昔のためちょっとうる覚えですが…)
筆者もアメリカで就職した際に、会社が2週間に1度の給与体系だったためそこで初めて経験をして、社会人初めてが日本にはない方法で驚きました。
では、なぜ月2払いがあるのかですが、理由は多岐にわたると言われています。
筆者が都市伝説のような冗談話で聞いたことも含めると
参考
- 自分でお金の管理ができないため支給自体を分割している
- 法律で決まっている(厳密にはそんなものはないようです)
- 消費を促すため(2週間後に給与が入ってくるのならちょっとぐらい使おうとなる)
嘘か本当かわかりませんが、これらが現地でもよく言われている理由でした。
アメリカでのお金事情
お金事情でも、支払い方法について解説します。
アメリカの場合は大きく2つ支払い方法があります。
ポイント
- 口座振り込み
- 小切手での支給
1の口座振り込みは日本と同じ、指定した口座に会社が振り込みを行うものです。
アメリカの場合もかなり浸透していますが、実はまだまだ日本ほど浸透していない部分があったりします。
その理由が2の小切手での支給を選ぶ方がいるからです。
小切手での支払いというのは日本では一般にはなかなか馴染みのない話です。テレビとかで、紙切れに金額が書かれている、まさにあの紙切れが小切手です。
小切手で給与を支払う方法がアメリカでは根強く残っています。
この理由は筆者にもよくわかりません。聞いた話では銀行を信用していないなどがありますがかなり信憑性の低い話だと思います。
小切手を受け取ってどのように換金をするのか?
自分の使う銀行に持っていく人もいれば、小切手を換金してくれる換金所に持っていって現金に変えて貰う人もいます。
後者の場合、たいてい手数料がひかれるため、書かれている金額が全額支給されません。
最後に
給与の支給時期や支払い方法について解説をしました。
外資系が本国では月2払いをしていたり、小切手での支払をしていても日本に進出したタイミングで日本のやり方に合わせます。
理由は日本法人なので日本のやり方に合わせる必要があるからです。
ただし、この先どんな人も海外で仕事をしない可能性が0ではありません。
そんなときのために今日の解説内容を頭の隅においていただければと思います。
本日はここまでになります。
ありがとうございました。