これを書いている筆者は
・米国在住歴10年
・帰国後、ベンチャーから大手IT企業まで経験
・現在GAFAで勤務
本記事の内容は
- 外資の人事
- 書類のリクエストについて
- ちょっとユニーク?外資の退職までのルール
外資系企業の働き方も気になる方が多いと思いますが、そんな外資系でも外に行く人も多いのは事実です。そんなときに退職時って日系企業と同じようにスムーズに書類のやり取りや転職先などで必要な書類の準備をしてもらえるのか、そんなちょっとした疑問にお答えしていきたいと思います。
こんな方におすすめ
- 外資系企業に興味がある人
- 退職を検討している人
外資の人事
初めに、外資系の場合は人事と呼ぶ代わりに、HRと呼ぶことが多いです。
HRとは、Human Resourceの略で、人事の英語読みです。
まず、外資の人事は対面で会える人がいないことが多いです。
コロナの影響もありますが、電話や社内のチケットなどと言われる社内システムを介してやり取りをすることが多いです。
電話でのやり取りでの注意点
外資系企業は日本に電話で対応してくれる人事の人がいないこともあります。なぜならコストなどの関係でアジア圏などで全世界の人事を、英語、日本語、その他の言語ができる人を採用して一括対応していることがあります。
ただし、時間については各ローカル時間で対応してくれるので心配いりません。たまに日本語がかたこと?だったりすることもありますが、許容範囲のことが多いです。
書類のリクエストについて
日本で必要な書類は基本的にほぼすべて対応してくれます。
例
- 証明書交付願
- 資格喪失証明書
- 資格期間証明書など
様々な書類がそれぞれ必要な時があると思います。
これらはあくまでも一部ですが、このように言ってみると準備します、と言ってくれることがほとんどです。
なので外資だから、とか言った書類の不便さなどはありません。
外資系企業の場合には、書類の種類によって連絡先が異なることが多々あります。
1.健保にお願いする場合
2.会社指定の提携先保険労務士にお願いする場合
3.会社のHRにお願いする場合
各書類によって、それは労務士のところにお願いしてくださいや、健保に問い合わせください、といったことがあります。
逆に、HRにお願いした書類がある日よくわからない労務士事務所から届くこともあります。
このよう場合は提携のところに会社から書類の発行をお願いしている流があります。
ちょっとユニーク?外資の退職までのルール
退職までのルールとしてはざっくり以下のものがあります。
- 退職の意思表示
- 人事と上司と退職の通知
- 最終出勤日と退職日の調整
- 必要書類の準備またはリクエスト
- 引き継ぎ
- PCなどの返却
- 最終出勤日と退職者へのちょっとしてサプライズ
- 有給消化などをして退職日まで個々すきなことをする
ざっくりですが、これがザ・外資の転職というものになります。
外資の特徴は、最終出勤日にそれまで関わった人などに同僚が声をかけてくれてみんなで集まってくれます。そして少し挨拶をして終わると言った形です。
最後のところが少しユニークかと思います。そして外資の場合はユニークではなく絶対にあるのが最終出勤日と、退職日の違い。
なぜならしっかり有給消化をして転職などに備えるため基本的にこの2つの日時があります。
まとめ
メモ
- 外資でもしっかり退職時に必要な書類を準備してくれる
- ただし、HRなどは日本で対面の対応ではなくオンラインまたは電話
- 退職日までのステップがまあまあはっきりしている
- 退職日に意外なサプライズが多い
- 退職日と、最終出勤日が違う
このあたり、押さえておけば日系だろうと外資系だろうとどこに転職、就職しても心配いりません!
まずは入社のための頑張ることが必要ですが、その後のことが心配で…なんてことは気にせずにまずは仕事をしたい!入りたい! という企業を目指しましょう。
本日はここまでになります。
ありがとうございました。