海外や留学にいってもスマホは常に持ちたい。日本から持っていくにしても、高かったりするので留学先で調達したい。でも日本で言う、ドコモ、au、ソフトバンクとかわからない。キャリアでの取得方法が知りたい! もしスマホなみに生活必需品として調達しておいたほうがよいものがあったら知りたい。
このような疑問にお答えします。
本記事の内容は
- アメリカのスマホキャリアについて紹介。選ぶための基準教えます!
- スマホ購入またはSIMカードの購入方法を解説
- 生活必需品?スマホ以外にあったら便利な現地調達品
この記事を書いている筆者はアメリカ留学&就職を経験。
オクラホマ州(学生)→カリフォルニア州(学生)→カリフォルニア州(社会人)
という経験。
学生から社会人まで約10年ほどアメリカで過ごしました。
留学でも今の時代マストアイテムな、スマホの現地での購入方法からスマホなみにあったほうがよい必需品を紹介いたします。
これから留学を活かせる親御さん、自分1人で計画している人まで、スマホ関係で日本との連絡方法が気になっているという方にはぜひ読んでもらいたいと思います。
アメリカのスマホキャリアについて紹介。選びための基準教えます!
スマホキャリアは大きく分けて4つあります
- verizon (ベライゾン)
- at&t (エーティーアンドティー)
- Sprint (スプリント)
- T-mobile (ティーモバイル)
それぞれに違いと特徴があるので簡単に説明していきます。
verizon
アメリカの最大手キャリアの一つです。
アメリカ人の中でも1番多くの人が契約している会社の一つです。
特に内陸部の方が契約していることが多いです。繋がりやすさやカバーされている範囲が関係している模様です。
日本で言うところのドコモ的な位置付けでしょうか
at&t
verizonと並ぶアメリカ大手キャリアの一つです。
アメリカ全土まんべんなく契約している人がいます。
カバー範囲としてはverizonと変わらないぐらいしっかりと全米がカバーされています。バヨによって電波の強弱に違いがあるようですが。
またat&tはiPhoneをはじめて扱ったキャリアとしても知られています。
日本で言うところの、au, ソフトバンクといった位置付けになると思います。
Sprint
位置付けとしてはキャリア第3位といったところになります。
at&tやverizonほどのカバーはありませんが、主要部はほとんどカバーされているので日常使いで全く問題ありません。
*Sprintは日本のソフトバンク傘下の会社です。(買収されたようです)
T-mobile
Sprintと並ぶ第3位のキャリアです。
ただしカバーエリアがSprintとくれべて狭いと思います。(筆者の感覚的な部分もあります)
特徴はなにより料金プランが他と比べてとても安いです。カリフォルニア州などの主要部のみで生活している人は外国の人、アメリカ人ともに安さから契約している人が多いです。
上記を簡単に表にまとめました
キャリア | 値段 | デポジット(保証金) | 対応エリア |
Verizon | 高い | 有 500ドルほど | 全米 |
at&t | 高い | 有 500ドルほど | 全米 |
Sprint | 中 | 有 150ドルほど | 全米(一部内陸部未対応) |
T-mobile | 安い | なし | 主要都市 |
*デポジットに関しては変動の可能性有
この中で、キャリアごとの解説になかったデポジットという部分を解説していきます。
デポジットとは?
デポジットは保証金です。
日本でも不動産を借りる際に必要になる敷金、礼金と同じようなものです。
アメリカの携帯会社では人によってデポジットを必要になります。
ではそれはどんな人?
Social Security Number(略してSSN)を持っていない人は基本的にその対象になります。
SSNはアメリカ人やアメリカで働いている人が政府からもらう、個別認識番号のようなものです。
ただし、留学生は基本的には取得できません。
SSNには様々な情報が紐付いており、その中に個人のクレジットヒストリー(信用情報)があります。
それを見て信用できる人、そうでない人を判断して携帯会社がデポジット額を決めます。
留学生は基本的にSSNを持っていないし、持っていてもヒストリーがないためデポジット対象です。
そして多くは500ドルほど請求されます。(ただし保証金なので2年後に返金されます)
キャリアによっては利用者を増やすためにデポジット額を下げている会社もあります。
それが表にもあるようにSprintやT-mobileです。
このあたりを参考にキャリアを選ばれるのも良いと思います。
スマホ購入またはSIMカードの購入方法を解説
基本的な購入方法はどこも同じなので、筆者が使用していた at&t を例にとって解説します。
準備しておくもの:
- クレジットカード
- SSN(もし持っているのなら)
- スマホ(SIMロック解除済みのものを使用する場合)
アメリカの場合は、端末購入、月額支払いともにクレジットカード払いが多いです。
端末も同時購入する場合:
- ストア(店舗)に行く。(オンラインもありますが、留学して初めての契約でしたらストアがおすすめです)
- 購入端末を決定
- プランを決定
- クレジットカードで支払い。終了
端末なしのSIMカードのみの場合:
- ストアに行く
- 契約を申し出る
- プランを決定
- SIMカードの種類を伝える
- クレジットカードで支払い。終了
SIMカードのみの場合には、Microシム、Nanoシムなど端末によって採用されているSIMカードが違います。
事前に確認しておきましょう。
注:SIMカードのみを購入する方は自分が使っていた端末を引き続き使われる方だと思います。その際には使っている端末のSIMロックが解除されていることを確認しましょう。でないとアメリカでも使えません。
生活必需品?スマホ意外にあったら便利な現地調達品
スマホ以外で現地調達をすべきアイテムをリストします。
- その① 銀行口座+デビットカード
- その② 身分証明書(ID)
その① 銀行口座+デビットカード
留学生は、基本的に誰でも銀行口座を作れます。そしてアメリカのキャッシュカードには基本無料でデビットカードがつくのでとっても便利です。
その② 身分証明書(ID)
留学生の身分証明書はパスポートのことが多いです。
ただしパスポートを日ごろ持ち歩くことは危険です。なのでそんな時のためにIDを取得してもらいたいです。
銀行口座と同じように留学生はIDを取得できます。
IDはDMV (Department of Motor Vehicles)というところで取得できます。
車の免許、税金などを扱っている役所です。
取得方法は今後別途記載していきます。
今日はここまでになります。
ぜひ留学、または現地駐在の参考にしていただければと思います。
ありがとうございました。