これを書いている筆者は
・米国在住歴10年
・帰国後、ベンチャーから大手IT企業まで経験
・GAFA(Google, Apple, Facebook, Amazon)の中で数社勤務経験
・ベンチャーに転職してマネージャーとして勤務中
本記事の内容は
- 外資系とベンチャーの似ているところ
- 外資系とベンチャー企業の違い
- ベンチャーでの仕事術とツールについて教えて
2021年も引き続き転職市場が賑わっている感じがあります。
そんな中でやはり多くの人が興味あるのがベンチャーになります。なぜか、それは最近IPOという新規上場をしてとてつもない市場価値を得る企業が増えているからです。
そんな新規上場する企業はみな、往々にしてベンチャーとして始まります。そんなベンチャーでの仕事術、外資系との違いなど経験値に基づいて「今」をお伝えします。
こんな方におすすめ
- ベンチャーに興味がある人
- この先転職しようと考えている人
外資系とベンチャーの似ているところ
最も似ている部分として上げたいのが「スピード感」
社内の動きや、改善ポイントに対してスピード感を持って行動する、このあたりが外資系と似ている点だと思います。
ただし、
すべてがすべてスピード感を持っているものでもありません。
たとえばプロジェクトによってはクライアントに合わせすぎてスローペースになっていたりとかなり実務の上でしっかりとリードを取れていなかったりと、まだまだしっかりと組織として実践できていないことが多いです。
外資系とベンチャー企業の違い
まずいちばんの違いとして感じているのが話し合いの時間が長い
ミーティングから打ち合わせ、その他色々と集まる時間もそうですが、あまり時間を意識して短くやることだけやってということがありません。
理由は様々あると思いますが、大きく3つの傾向があります。
メモ
1.ベンチャーなのでルールがなく決めきれない
2.時間を有効的に、短期集中でやっていこうという考えが無い
3.話し合いが良いことだと思いすぎている
総じて時間の使い方が下手なのではないかと思う点が多いです。
ただし、これはまだまだ走り出したばかりのベンチャーだからこそ許されることだと思います。これからに期待したいと思います!
ポイント
筆者のミーティング短縮実践術:
アウトプットを持ってこさせる。話し合いで長くなるのはその時間に決めようとしすぎる傾向があるからだと思っています。
そのため、時間まではやるがあとは各自まずアウトプットでもってこさせる。そうすれば考える時間と自分が実際に手を動かす時間を作るので、時間短縮&実践が身につきます
ベンチャーで使用されるツールについて
外資とベンチャーではツールに対しての意識と考え方が全く違います。
理由1:
小さな組織だからこそ、トライアンドエラーで色々試せる
理由2:
決まったツールがない
大きくこの2つの理由からわかるように、様々なツールを使用する傾向があります。
参考
例えばタスク管理では、Trello、Asano、Airtable
コミュニケーションでは、Teams、Zoom、Google Meet、Slack
管理ツールなら、HRBrain、Freee、など
それぞれに特徴があるツールですがまず外資ではこれらをミックスして使うことはありえません。なぜならセキュリティーの面などからしっかりと検証したり、または自社開発のツールを使う傾向があるからです。
意外な落とし穴までは行きませんが、慣れるまで大変なのがツールの管理かもしれません。
外資系だとあまり新しいものをポコポコ使ったりせずにすみますが、ベンチャーはそのあたりがすごくスピーディーです。
体験しないわからない意外な経験かもしれません。
まとめ
重要な点
- スピーディーなところと、とてもスローなところがある
考え方は常にフレッシュで、固定概念にとらわれない
ただし、しっかりと無駄と思う点は無駄と言える人が必要
ベンチャーはこれからの可能性があるため、一長一短があります。そのため+なこともーなことも全て含めてこれからの成長痛と思う必要があります。
まずはそこでやりことこと、できることを楽しむこれがいちばん大切だと思います。
本日はここまでになります。
ありがとうございました。