ポイント
今日は留学で感じた、日本とアメリカの違いについて書いていきたいと思います。
これを書いている筆者は
高校までは日本で何かモヤモヤしながら勉強。
アメリカに行くと今までの生活との違いにカルチャーショック。日本に戻っても外資系企業で勤務することで日本の文化からちょっと距離を置く毎日。
本記事の内容は
- 日本の教育とアメリカの教育の違い(大学留学で感じた事)
- 蓄え型と事前準備型
- 思っていることは主張する
日本の教育とアメリカの教育の違い(大学留学で感じた事)
違いの前に共通の点
共通として大学に入るまでは日本も、アメリカもともに大学受験のための勉強。推薦を得るための行動が最優先されていると思います。
どちらもある程度の知識を蓄えてテストを突破するための勉強が必要です。
ただし、日本とアメリカの大きな違いは大学受験だけではなく、就職試験などその後の捉え方もまた知識詰め込み型だと思います
日本型(蓄え型)
日本の場合は基本的に知識詰め込み型で、とにかくいろいろなことを実用性有無関係なく詰め込む教育方針だと思います。
詰め込んでおけばどこかで使えるかもしれません。でも使えない人は一生使えないでしょうし、何のための知識なのかわからず途中で投げ出してしまう人もいると思います。(筆者みたいな人ですね。。)
アメリカ型(事前準備型)
知識を詰め込むことが重要なのはわかっています。何事も基礎が必要だからです。
ただし使えない知識が多くて何に役に立つのか、興味ないことに時間をさいて何が良いのかといった効率、合理的に物事を考える傾向がすごく強いです。
なので教育課程である程度までは知識を詰め込みますがそれ以上は、知識をつけるのではなく知恵をどうやってつけるのかという方向にシフトしていく傾向があります。
例えば大学の授業などでは:
授業中は静かではなくて、先生との会話で話が進みます。教科書の話をするのはほんの少しです。(50分の授業なら10分ぐらいどこかで読むなどすれば良い方)
後の時間はクラス中でなにかの意見を言い合っていたりして終わります。
学生との会話や学生からの意見を聞き、一方的に知識をつけさせるのではなく持っている考えを引き出し、自分の意見を言わせること、知恵をつけさせるように進めます。
思っていることは主張する
詰め込んだ知識も、知識から得た知恵も自分が使ったり、外に発信してやっと意味があるものになります。
日本語には本音と建前があったりしてたとえ自分から言ったことでも本当はそうではないことがあったりします。
英語にはそういう事は殆どありません。
英語を使う人のバックグラウンドが違うので共通の認識もないので感じとりようもないからというのもありますが。
留学を経験して一番思ったこととして言葉で常に意思表示をしなくてもよいが、自分の意見はいつでも主張できるように考えを整理しておく必要性。
別に思っていることを常頃から発信しなくて良いと思います。
ただし何も考えていないのは良くないと気づきました。自分の立場をはっきりとさせておくことで自己満足から始まりますが、自分の行動に意味を持てるので必修です。
いかがだったでしょうか。
最近はコロナがありニューノーマル?や新しい価値観など色々言われていて今までの日本での価値観が見つめ直されてきていると思いました。
そんな中で、筆者が経験した違う価値観や考え方を少しでも共有できて今後どうしていこうか、どっちの方向に進んでいこうかと思っている方のプラスワンの知恵になればと思います。
本日はここまでになります。
ありがとうございました。