これを書いている筆者は
・米国在住歴10年
・帰国後、ベンチャーから大手IT企業まで経験
・現在GAFAで勤務
本記事の内容は
- ポジションクローズとは
- ポジションクローズの察知
- 実際にポジションクローズにあった時、どうやって次を探すのか
最近よく聞く「ポジションクローズ」という言葉があります。
要はその仕事がなくなるということです。
日系の場合には定期的に人事から異動などの連絡がありますが、基本的に外資系には異動のシステムがありません。自分で希望をしない限り…
ポジションクローズはそんな外資の中でレアなケースとして行われる、異動または首切りの一環です。
こんな方におすすめ
- 外資系企業に興味がある人
- ポジションクローズって言葉が最近周りで聞こえてくる人
ポジションクローズとは
ポジションクローズの説明をしたいと思います。
一言でいうと…
その仕事ありません。役職もチームもありません。
ポジションクローズの察知
外資のポジションクローズは突然にやってきます。
前触れは、そのポジションが関わっているサービスや商品が状況などで芳しくないな、最近廃れ気味だな、などから感じ取れると言われていますが、ポジションクローズまで行くのはかなりのことです。
ポジションクローズが来るかもしれない、と思ったらまず下記の2点について確認してもらいたい。
1.ポジションクローズするかもしれないと思った時期
もし仕事がなくなる、ポジションがなくなるかもと察した時期が年の後半(夏以降)だと可能性が高いかもしれません。
翌年の目標や、予算の関係で打ち切りが決まっていれば確実に話がでるのが後半だからです。
2.周りの異動
ポジションクローズというのは最終的にやって来ることです。
実はそこに関わっている人で事情を知っている人もいたりします。そんな人はまず一番に異動してしまうことが考えられます。
周りの異動がはげしくなると、はっきり言ってポジションクローズがおこる助長があります。
実際にポジションクローズにあう時、どうやって次を探すのか
実は外資系の人がポジションクローズにあう可能性に対して、かなり緻密に計画している人が多いです。
外資の人の計画は…
①常にアンテナを張って、イベントに参加
②できたコネクションから、興味があるイベントや会社とか変わっていく
③興味があることを会社以外の人に色々と発言する
この③点を外資の、特に次のステップがジャンプアップしている人に共通しています。
このように常に自分から、外部に発信や意思を示していることで情報が周りからやって来ることも少なくありません。
なにかのはずみで、あの人こんなこと言っていたと言って話がつながったりすることで、次の転職先につながることも少なくありません。
これ以外にも、実は社内で次のポジションを探すということがあります。
これはそのとおりで、社内の他のポジションを探すことを示します。
外資の人が意外に大切にしているのが、「飛ぶ鳥跡を濁さず」です。
理由は単純で、次のときに戻ることや助けてもらうことを前提に考えているからです。
外資系は人事からの異動命令がほとんどありません。なので自分から移りたいと思わない限りずっと仕事ができます(ポジションクローズがなければ…)。
仕事で結果を残しておき、その人がどんな人かわかっていれば大抵は他のチームで拾ってくれます。
これが外資の異動というものです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
外資のポジションクローズとは、その時期と周りの人の動きを見てもらいたいです。
そして外資系というのはクローズに備えて、自分から発信をしておくことがとても重要ということです。
発信をしておくというのは転職を常に考えておけ、ということではなりません。
当然ポジションクローズにならないようにしっかりと売上なり、仕事の結果を出すことが一番良いとは思います。ただしいつもそれだけで解決できることではありません。会社の方向性などもあるので…
興味のあることなどの発信は、次の自分のためだけではなく今の自分のためにもなります。
何かを言うことで人を引き寄せることはあります。
そのための発信だと思って積極的にやってみてください。
本日はここまでになります。
ありがとうございました。