外資系

休暇の取得を世界と比較。外資と日系の休暇取得事情の違いを解説!

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外資系の休暇の時期や取得方法について知りたい。日本の企業や時期との違いなどをわかりやすく解説してほしい。

こんな疑問・要望にお答えしていきたいと思います。

 

これを書いている筆者は

→日本の高校卒業(高2のときに初めてアメリカの学校に短期留学を経験)

→サンフランシスコで大学を卒業。そのまま現地の企業に就職

→帰国と、転職で日本で外資系企業に就職

→転職を数回して、今3社目の外資系企業

 

 

本記事の内容は

  • 外資系企業の休暇時期
  • 外資系企業の休暇期間
  • 日本の休暇と外資系企業の休暇時期の違いについて

 

8月の日本はカレンダーにはないお盆休みがある企業も多いと思います。

外資系企業には基本的にはお盆休みはありませんが、日本の会社が休みに入ることからビジネスが一時的にスローになったり、休みになることからあえて休暇を合わせて休みを取られる方もいます。

 

そんな休暇について、外資系と日本の企業との違いを解説していきたいと思います。

 

しっかりと仕事をしたら、しっかりと休みを取る必要があります。就職活動や転職活動をしている人にとって、会社がしっかりと社員に休みを与える企業風土なのか気になるところだと思います。

この記事で外資系企業と日本の企業の違いを少しでも理解してもらい、自分のライフスタイルと合った企業に就職するのに少しでも役に立つことを願っています。

 

 

 

外資系企業の休暇時期

大きく分けて3つの時期があります

① 夏休み

② サンクスギビング(感謝祭)

③ クリスマス

 

① 夏休み

ヨーロッパの企業に多いですが、学生並に1ヶ月単位で取る長期休暇があります。

個々にもよります、ヨーロッパの場合は休暇を取ることが法律で定められているためこのような長期休暇を取ることも珍しくないようです。

 

北米企業だと、夏休みとして取る人もいますがヨーロッパほどしっかりとお休みを取るという習慣はさほどありません。

ただしアメリカの企業の場合は年末年始にかけて忙しくなる業態もあるので、夏のうちにしっかりと休みましょうと方針を出す企業も多いです

(例:EC、小売業など。年末に向けてセールで忙しくなるので)

 

 

② サンクスギビング(感謝祭)

近年日本でもかなりポピュラーになってきていると思います。

11月の下旬、主にアメリカでは年末に向けての休暇の皮切りになる時期です。サンクスギビングはアメリカの企業だと大体1週間ないし、数日の休暇を取ることが多いです。

スーパーなどの食料品、生活必需品を扱っているところも前日は早めに閉店、サンクスギビング当日は閉店しているところもあります。

 

 

③ クリスマス

外資系企業で最も多くの人が休みを取る事が多いのがクリスマスです。

②のサンクスギビングで休暇をとって、年末に向けて年内の仕事を終わらせてクリスマス前までの2、3週間仕事をしてまた休暇に入るというのが外資系の大きな流れと言えます。

 

 

 

外資系企業の休暇期間

外資系の企業は個々で休みを申請するので基本的に「この期間は休業です」というものがほとんどありません。

 

基本的には有給消化率が非常に高いです。それは長期でいっぺんに取る人も、こまめにちょこちょこ取る人も、そして長期とこまめに取るハイブリッド型の人など様々な形があります。

 

 

その① 長期をいっぺんに取る人

長期でいっぺんに取る人は傾向として欧州の方が非常に多いです。ヨーロッパには休暇を義務付ける法律もあるのでその兼ね合いもありしっかりとリフレッシュをするという考えが根付いています。

 

長期というのは、1ヶ月から数ヶ月単位のことを言います。(本当に長期ですよね)

 

 

その② こまめに取る

こまめに取るというのは最も日本の企業または日本の人とにているとり方だと思います。

例えば、月曜日や金曜日に休みを入れて3連休にしたり、中一日水曜日に休みを入れてなど様々なやり方や、個人の予定に合わせてとっていくパターンだと思います。

 

 

その③ 長期とこまめのハイブリッド型

一番多いのがこのタイプです。

ただし①の長期と比べて大きな違いがあります。それは期間です。

長期と言っても①のように1ヶ月など取るのではなく1、2週間位を目処に取ります。筆者もこのパターンで取ることが多いです。

一挙に長期でとらないので、こまめに休みを入れるのもあまり気兼ねなく取れるのが利点です。

 

 

 

日本の休暇と外資系企業の休暇時期の違いについて

ポイント

日本と、外資系企業の大きな違いは

・お盆がない

・年末年始がない

→要は、一斉休暇がない

 

 

日本は国が先導してみんなで一斉に休むという方針があり、企業はそれに従う事が非常に多いですが、外資として外から来た企業にとっては本社の方針が大きく影響をします。

 

なので現地法人の社員が日本の時期に合わせて好きに休みをとっても良いが、会社の方針ではないという事がほとんどです。(なのでほとんど自分で申告する有給消化です)

 

お盆という考え方は、日本古来の考え方で外資系企業には殆どありません。ただしビジネスの相手が日本企業の場合休みになることが多いことから、仕事を回らなくなることを気にしてこの時期に休みを取る人も最近は多いです。

 

または年末年始についても、日本は3元日は休みを取りますが外資系に基本このような考えはありません。

海外でも1月1日は休みですが、31日は休みでもなんでもありません。そして1月2日から普通に仕事が始まります。

 

これらのことから、休みというのは個々に依存するものなので会社や国の方針で個人の休みを決めることはほとんどありません。

 

 

 

外資での休暇を取るのは当たり前!休みでいないのはお互い様!

いかがだったでしょうか?

日本と外資系に違いがあるにしても、日本に進出している時点で休暇に関しては同じような考えになっているところが多いです。

 

また日本でも休暇をしっかり取りましょう。外資を真似て行きましょうという動きもあったりしていいとこ取りが進んでいます。

 

悪いところを真似るのは良くないですが、良いところをどんどん取り入れて働きやすい環境を作っていくことはとても良いことだと思います。

 

「外資だとハードワークで休みなし」のようなイメージを持っている方に少しでも良いイメージを持ってもらえればと思います。

 

本日はここまでになります。

ありがとうございました。

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