これを書いている筆者は
→初めて就職したのはアメリカ
→日本に帰国して、2社目に就職
→その後転職して3社目
→そして現在4社目
本記事の内容は
- 外資系企業の平均勤続年数
- 外資系企業の転職を繰り返す人が多いのか?!
- 外資系企業は外への転職だけではない。社内異動が活発!
先入観や社会のイメージから、「外資はこう」と思われていることも多いと思います。少しでも現実のことを知っていただき、今後の自身の転職や就職に合わせて外資系企業、日系企業を選んでもらいたいと思います。
こんな方におすすめ
- とにかく外資で働きてみたい人!
- 転職を検討している人!
外資系企業の平均勤続年数
外資系企業の平均勤続年数は3から5年です。(筆者の周りの友人調べ)
ただし、所属している職種によってかなり勤続年数が違う傾向があったりします。
例えば、営業、小売などの業務やチームや部署に所属している人は比較的平均勤続年数通りの人が多いです。
逆に比較的勤続年数が5年以上からそれ以上の職種もあります。
例えば、運送・物流やエンジニア職の人は比較的勤続年数が長い傾向があります。
実際に筆者の勤める会社の物流業務に関わっている人たちは、他の営業やその他の職種の人たち比べて遥かに勤続年数が長い人たちが多いです。
外資系企業の転職を繰り返す人が多いのか?!
はい、多いです。
基本的には職種によって勤続年数が長い人が多いところでも、一つの会社にいるのが長いだけであって、転職しないかというと実際はしている人が大半です。
ではなぜ転職する人が多いのか
その① より良いキャリアまたは待遇を求める
その② 次にやりたいと思うことが見つかる
その③ 今自分がいるところが違う。合わないと思う
その① より良いキャリアまたは待遇を求める
一番多いです。
外資の人は常に自分の待遇の改善、キャリアアップを狙っています。
転職活動をしていなくても、キャリアに関するイベントがあれば参加する人や自分の職務経歴書を月に1回ぐらいはアップデートしたりして、常に最新のものを準備しています。
その② 次にやりたいと思うことが見つかる
2番めに多いのが、あれがやりたい、これがやりたいと思い立ってチャレンジするチャレンジ精神旺盛な人が多いからです。
少しでも興味があれば勉強をしたら、キャリアアップのために学校に通い直したりして今やりたいこと、この先やっていきたいことを常に見つけている人が多いです。
また最近では自分がやりたいというよりも、社会や世の中の流れを汲み取って先取りをして行こうとする人が非常に多いです。
AIや自動運転、その他先端技術に関わるところで、需要を見越してその分野に手を付けている会社に先手を打って転職をしたりする人も多いです。
その③ 今自分がいるところが違う。合わないと思う
そして最後に、自分に合わないと思って転職をする人が一定数います。
筆者も外資系企業に勤めて初めて知りました。
理由は人それぞれです。自分だけがなにかあっていないんじゃない。自分だけがうまく言っていないんじゃないか。このように外資でもなにか周りと自分だけが違う、うまく馴染めていないのではないかと思う人はいます。
これらが理由で一旦退職をする人は意外にいます。
外資系企業は外への転職だけではない。社内異動が活発!
日系企業の場合、自分がその仕事に合わない、会社に合わないと思ったら外への転職を考える人が多いと思います。
しかし
外資系企業はその前に1段階あります。それが社内異動です。
外資系企業での社内異動は、自分が希望をして面接をしてもらい、そして受け入れ先がOKを出せば異動できるようなシステムになっていることが多いです。
そのため、今の仕事に不満や合わないなと思っている人でも外に行かずにまず社内の別のチームや部署に行くことを検討します。
理由は、楽だからです。
転職ということになると、退職をして新しい会社に入り直さないといけません。体力も時間も必要です。
しかし異動となるとそこまで必要ありません。あくまでも同じ会社のことなので。
ただし、チームや部署を異動するだけでかなり業務や人が変わるので、一見そんなに大きな辺が無いように思いますがとても大きな変化を得られます。
筆者も今の会社で一度社内異動をしましたが、全く違う会社にきたのではないかと思うぐらいの印象を持ちました。
このような理由から、外資では「社内転職」ならぬものが意外に多いです。
勤続年数は長いが、一つのチーム、部署にいるのはそんなにでもないという人が多いです。
履歴書、職務経歴書ではあくまでの一社での勤続になっているのでさほど悪い印象を与えずに、しかし自分がやりたいことや環境の変化を得られるといった利点があります。
最後に
「社内転職」というのは正直外資特有のものかと思います。
なので、外資に入ったらできる、ある意味で大きな利点の一つかと思っています。
給与をもらってその上で色々なことを学んだり、ひとつのことを学んだら他のチームに異動することができるのは、それだけで外資に入る大きな動機になり得ると思います。
この先自分のやりたいこと、方向性があるけど一つに絞れないなど考えている人には外資系企業に入って社内異動で色々と試すというのは一つの手だと思います。
ぜひこの記事を参考に今後の自身の方向性と、行動を今一度見直して選択肢の一つに入れてみてください。
本日はここまでになります。
ありがとうございました。