夏休み以降の留学事情や今後の海外留学についてどうなっていくのか気になる。現地の情報とか動向で傾向があったりしたら知りたい。
このような疑問にお答えしていきたいと思います。
これを書いている筆者は
アメリカ滞在歴9年
現在は日本に帰国。
外資系企業でアメリカと毎日やりとりをする仕事。
本記事の内容は
- コロナ後のアメリカ留学。秋学期の傾向について
- オンラインでの学習が充実。時間と場所を選ばない新しい形の留学
- 英語学習だけに集中するのなら、やっぱりオンライン?充実した教材が増えてきた
昨今のコロナでアメリカの大学、英語学習を行う語学学校等の状況も以前とは比べ物にならないほど形を変えてきました。
筆者の母校や、系列の学校でいま出ている方針や今後の見通しをお伝えします。
そしてこの事態になって急激にでてきたオンライン学習、授業またはバーチャル留学などについても、今後の留学または現地に戻る方の参考のためにお伝えしていきたいと思います。
せっかく始めた留学、学習が心半ばで終わらないで済むように少しでも参考になればと思います。
コロナ後のアメリカ留学。秋学期の傾向について
まず、今現在はアメリカの大学はほとんどが夏休みの期間に入っています。
アメリカの大学は基本的に5月下旬でほとんどの授業が終わり、任意の夏学期があり、それが終わってから秋学期が始まります。
ちなまに秋学期は8月下旬から9月初旬に始まります。
学期の説明についてはこちらの記事を参考にしてみてくだし
アメリカの大学学期について説明します「クォーター制とセメスター制」
秋学期の授業体制
リモートクラスで非対面型のクラスが行われていくようです。
CSU(カリフォルニア州立大学)では、系列学校に対してリモートクラスでの授業開催を通知しています。
CSU系列の大学の一つ、サンフランシスコ州立大学では下記のように記載があります
参照:https://dos.sfsu.edu/covid-19/faqs-during-remote-instruction
「赤枠内、一言目に、2020年秋のクラスは主にリモートクラスで行われます」と書かれています。
ページ内には、Q&Aと言った形で今学生などが疑問に思っているだろう質問とそれに対する回答を記載しています。
授業以外にも、使用可能な情報などの記載から当初キャンパス内で使う予定で購入済みだった駐車券の返金方法など出来得る限り親切に解説しています。
大学サイドもなんとか学生にしっかりと学びの場を提供していこうと努力していることは見えてきます。
オンラインでの学習が充実。時間と場所を選ばない新しい形の留学
オンラインツールとして爆発的に流行ってきたZoomやMicrosoft Teamなどを使って留学も「バーチャル」化してきています。
最近では、留学先から一旦母国に帰国してそこから授業を受けたり、そもそも留学をバーチャルでやったりといった動きが加速化していく問い話も聞きます。
参考までに東洋経済にこんな記事がありました。
・学習のための授業のオンライン化はますます進む
・大学だけではなく、語学留学も世界各国からオンライン上での授業に切り替え
・インターンシップなども現地に行くのではなくてオンラインでスキルを提供していくプロジェクト型になっていく
などなど、このように新しい形に変化してつつあるようです。
授業のオンライン化などは、最近のIT技術やコストを安く抑えることから徐々に始まっていた部分もあると思います。
ただし、インターンシップなど実習経験を積むためのものまでもオンラインに移行していくところは非常に面白く、今後の進展が気になるところです。
英語学習だけに集中するのなら、やっぱりオンライン?充実した教材が増えてきた
英語学習で何度か紹介してきたものもありますが、コロナで多くのオンライン英会話が見直されてきているようです。
その中でも実際に筆者の周りで受講していて評判が良いのが Native Camp です。
元同僚の人で英語ができないが外資系に就職したことをきっかけに英語を習いたいと思い一念発起して当初留学を希望していたのですが、転職を機にオンライン英会話を検討してNative Campにたどり着いたという話も聞きました。
パソコンを使って、オンラインでネイティブの先生と一対一で話をして英語を勉強しています。
彼いわく、英会話教室も試したけど(コロナ前)、まず英会話教室だけでも留学と同じぐらいの英語ぐらいは身につくと言う事でした。
その上でオンラインと実際に電車で教室に行くのもやってみると大して変わらないということでした。
理由として:
・その① 国内での英会話教室は短期集中でき、留学に行くとかないので逆にしっかりと学ぶ環境を自分で作れる
・その② 単純に英語の教室はどこも同じ。英会話教室の中は全世界一緒。外的環境が違うだけだからそこは自分が勉強する時間を増やせばいい
その①の理由については、同僚から聞いて少し納得できました。
話ししては、自分が英語を勉強しているという意識を常に持っていれば留学に言って勉強するのと変わらないということです。留学に行くことによって強制的に留学先にいる、英語を勉強しているマインドに入るが、それを日本にいても意識していればできないことではないと。
その②の外的環境が違うのはある程度留学に実際に行くことのアドバンテージになります。どこに言っても日本語ではなく、英語であり、英語を使わないと話ができないのだから。しかしこれも元同僚から言わせれば、その①と同じ自分の意識の問題の中とのこと。
そもそも街中で、人といきなり話すことなんてことは少ない。なので生活の中、例えば家の中では英語のテレビを常に流す、英語の音楽をきく、英語の本を読むようにすればある程度生活としての外敵環境が留学と合わせられる。
これらの意見はあくまでも筆者が聞いて、たしかにその考えもあるな、と思ったものです。
こんな考えも、やり方もあるんだぐらいで参考にしてもらえれば大変助かります。
最後に、、、
コロナ後の留学や勉強方法は今までとはかなり違ったものになると思います。
落ち着いたら、数年後にはもとに戻るかもしれません。ただしそれは誰にもわかりません。
なので、今この瞬間を無駄にしないように今できる最大限のパフォーマンスのための一つの選択肢として捉えてもらえればと思います。
今日ここまでになります。
ありがとうございました。