留学、英語、などを頑張って外資系にはいってもワークライフバランスや、残業が多いのはちょっと。外資系での残業やワークライフバランス全般について知りいた。
こんな疑問に答えていきたいと思います。
これを書いている筆者は
→アメリカの大学を卒業
→アメリカ、日本の両国で主にアメリカ資本の外資系で仕事
外資系勤務して9年ぐらいになります。
本記事の内容は
- 外資系の残業量
- 外資系の仕事はハードなの?仕事量について
- 外資系企業のワークライフバランス
外資系に勤めてみたい!と漠然と思っている人から、英語の勉強や留学を頑張って、外資系に就職する人など多くの人に外資系でのワークライフバランスなどについて知ってもらいたいと思います。
この記事が少しでも今後の就職や転職に役に立てばと思います。
外資系の残業量
外資系の残業量ですが、はっきり言って少ないほうだと思います。
筆者はGAFAMというくくりの中の2社に勤務経験がありますが、月の残業時間が45時間(36協定)以上になったことはおそらく記憶にないです。
でもこれは上限の話で、平均の話をすると。平均おそらく10時間あるかないかというところです。
ネットで日本のサラリーマンの平均残業時間を調べると下記のような情報が出てきます
サラリーマンの月平均残業時間は「24.9時間」
これが平均と見ると、筆者が経験してきた外資系の平均残業時間が 10時間 とすると明らかに少ないのがわかっていただけると思います。
ただし、これはあくまでも平均であって、繁忙期や問題があったときなど時と場合で時間は変わります。
外資系の仕事はハードなの?仕事量について
外資系の仕事がハードなのか。答えは、Yes と No です。
はっきり言って、波がかなりあります。
波というのは、繁忙期とそうでない時です。
繁忙期とは、プロジェクトなどが乱立していたりするときで仕事がかなり重なったりするときです。
繁忙期の外資系企業はかなりハードです。
理由① 少人数で仕事をする
外資系は言ってしまうと毎年人手不足のような感じがあります。
これは外資特有の無駄を嫌うところからきています。繁忙期とそうでないときがあるので、ピーク時の人員だと、そうでないときに人員が余ります。色々な考えがありますが、基本的に少人数で仕事を回すようになっています。
理由② 個人の目標がしっかり定められている
外資系企業では個々の目標を上司としっかりと話し合います。
目標を立ててから仕事をします。そのうえで仕事をして評価を出していきます。
到底クリアできないゴールなどを目標にしませんが、目標をクリアしてその上で評価されるレベルのものを出していかないといけないので、個々の仕事はかなり気をつけてしっかりとこなしていく必要があります。
人数も少なく、個々が担う部分の仕事が大きいので、しっかりとやらないとやっていないことがすぐに分かってしまいます。
外資系企業のワークライフバランス
ワークライフバランスとは仕事と、私生活をバランス良く保つための考え方です。
外資系は非常にこのことに重きをおいています。
① 業務時間・労働時間を自分でコントロール
外資系企業は基本的に成果主義です。
成果を出すための業務時間はセルフコントロールとなっています。
成果を出せるのなら短時間での勤務でもよく、長々と勤務する必要もないので自分自身でバランスを取ってコントロールできるようになっています。
② 目標は達成している必要がある
業務・労働時間を自分でコントロールできるが、そのかわりしっかりと結果を出しておかないといけません。
結果とは自分がたてる個人の目標です。基本的には目標はしっかりと達成しているのが大前提になります。達成できないと翌年の評価にひびくこともあります。
評価が変わると、変わってしまった評価を取り戻すために長時間労働などに陥ってしまう可能性もあるのでしっかりと目標は常に意識して達成していく必要があります。
③ 年功序列ではない
②でも書いていますが、評価は仕事内容と目標に対してです。
そのため年功序列という考え方は一切ありません。
成果主義であり、どんだけ休日出勤しても残業しても、業務時間内や短い時間でしっかり結果を出したものが評価されます。
まとめ
外資系企業は日系企業とそもそもいろいろなところで考え方が違います。
外資系企業は
1.成果主義
2.仕事とプライベートをしっかりと切り分ける
3.年功序列なし
4.目標をしっかり持って、達成する力がある
これらに一つでも当てはまる人は是非外資系を転職、就職先として検討すべきです。
環境としては望んでいるベストに近いものを得られると思います。
本日はここまでになります。
ありがとうございました。