これを書いている筆者は
- アメリカで就職
- 転職を期に日本に帰国
- 外資系企業を渡り歩いて、現在はGAFAMに勤務
本記事の内容は
- 外資系企業の役職・役職名
- 外資系企業での役職名やタイトルの意味
- 外資系では常識?!社内ツールで基本的人事情報を確認できる
外資系企業では、マネージャーやディレクターなどのタイトル名をよく聞くと思います。
反対に、日系企業では係長、課長、部長などがあると思います。
外資系の役職名について解説をしていきたいと思います。
あまり気にしないという人から、やっぱり役職は気になるという人まで外資系での役職名の取り扱いについて少しでもご理解いただければと思います。
こんな方におすすめ
- 外資系で昇進したい人
- 外資系で仕事をしたいと思う人
外資系企業の役職・役職名
外資系企業の役職名は基本的に4つに別れます。ちなみに役職とは外資では「タイトル」と呼ばれます。
代表的なタイトル
- VP(Vice President)
- Director
- Manager
- Specialist
VP(Vice President)
簡単に言うと、役員です。
いろいろな部署の役員があるので外資にはVPと言われる人がとても多く存在します。
Director
ディレクターと呼ばれる役職です。日本で言うところの本部長クラスか、それ以上と言われる役職です。
Manager
最も外資で一般的な役職です。ほとんどの人が、何かのマネージャーであることがほとんどです。
これら3つ以外にも実は
・Lead
・Assistant
などがありますが、ほとんどがManagerと同じような仕事を行っています。ただ組織上Managerという肩書がないだけのことも非常に多いです。
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外資系企業での役職名やタイトルの意味
外資系企業で最もよく使われる Manger と それ以外に使われるタイトルの意味合いについて解説していきます。
Managerには大きく3つあります。
参考
- Project Manager
- Program Manager
- Product Manager
違いについてはそれぞれ仕事の内容と、会社によって違うので一概には言えませんが、
Project Managerが、プログラム内の個々のProjectを管理、リードする人です。
Program Managerが、小さなProjectからなるProgramを管理、リードする人のことです。
Product Managerは、商品や新しいサービスなどを一つのProductと定義して、そのProductの責任者ということになります。
それ以外に、Specialist, Lead, Assistantなどがありますが実はこれらの意味合いはほとんどありません。
なぜならこれらのタイトルは、チームマネージャーやディレクターがその時々で好き勝手につけていることが非常に多いので、あまり気にする必要がありません。
外資系では常識?!社内ツールで基本的人事情報を確認できる
外資系には、誰がどのようなタイトルなのかを調べるツールが社員用に準備されています。
社員向けで、外部へは非公開になっていますが当たり前に公開されています。
そこに記載されている情報として
メモ
- 氏名
- 入社日
- 勤続歴
- 役職・タイトル
社員同士で誰の情報も見れるとても便利なツールになっています。
まあちょっと怖いなって思うこともたまにありますが。
タイトルは所詮タイトル。結局は実力主義!
外資系でもタイトルがあることは理解いただけたと思います。
ただし、外資では誰もタイトルを気にしたり、タイトルで人を呼ぶことはありません。
「〇〇課長」
「〇〇部長」
日系企業は役職をつけて呼ぶことで、相手をリスペクトすることになるかもしれませんが、外資系ではそういう事はありません。
これは外資の文化的な背景もありますが、それだけではなく結局は実力主義でみんな同じようなManagerクラスだからということです。
そのため、自分がManagerだからとか、そうではないとかは全く関係ありません。
とにかく仕事で実力を出すしかありません。
これらを参考にしていただき、もし今後外資系に転職や就職する際に、自分が採用されるポジションがManagerかそうではないできめるのではなく、仕事内容に関して自分がやりたいことなのか、積みたいキャリアなのか考えて決めていってもらいたいです。
本日は以上です。
ありがとうございました。