面接などで聞かれることを教えて下さい。外資系、日系に共通すること、またはそれぞれに特徴があることがあれば知りたい。
こんな疑問に答えていきたいと思います。
これを書いている筆者は
- アメリカ歴約10年
- 就職先は、アメリカ企業、日系企業
- 転職経験3回
- 現在GAFAMの一社である外資系に勤務中
本記事の内容は
- 外資系企業の面接とは
- 日系企業の面接とは
- まずはどうやって面接を通過するのか。コツ教えます!
誰しもが苦手な面接について書いていきます。
外資系と日系企業の違いについて筆者自身で経験したことと、その違いについてしっかりと解説して行きます。
これをよんでいただければ、まずはつかみとして外資・日系それぞれの面接とはどんなものなのか、どのようなことを聞かれるのかがイメージできるようになると思います。
転職を控えている人、これから就職を控えている人両者のためになればと思います。
外資系企業の面接とは
その① 外資系企業の面接で聞かれること:
- 何をしてきたら
- 何をやりたいか
- 問題があった時にそれをどのように乗り越えたか
特徴は、とにかくどんな実力があるのか。何ができるのか、それをどうやっていってくれるのか。かなり現実的なことを聞かれます。
理由は、即戦力の採用を狙っているからです。
育てるなどの考えというより、応募のポジションでどのような仕事をしてくれるのか、それがとにかく知りたいということになります。
その② 外資系企業の面接方法:
- リモート、Webスタイルです
- 採用する方法は、Zoom, Google Meet, Wherebyなど企業によって違います
- ビデオ、音声をオンにして顔出しで行います
特徴として、とにかくWeb面接一択です。
実際にオフィスまでいってというのは今のタイミングだとまずありません。あったほうが人となりで勝負できるなどが強みだった人にとってはマイナスかもしれません。
でもこの方法以外にはないので、戦略を考えておく必要があります。
その③ 仕事以外の質問:
- 1回目の面接から条件の話をする
- いくら欲しいのか、いくらもらっているのか。しっかりと考えてのぞむ必要があります
特徴は条件の話をしっかりとしてくることです。日本人はデリケートな部分として話したがらないですが、外資はそのあたりもとてもドライに「いくらもらっていますか」とはっきり聞きます。
書類を見せろとは言われませんので、まずは口頭で自分がいくらほしいのかしっかりとイメージしておきましょう。
日系企業の面接とは
その① 日系企業の面接で聞かれること:
- 自己紹介
- 志望動機
- 会社に入って何をしたい
- 将来のキャリア(5年、10年後をどう考えている)
特徴として、まずは企業とのマッチングを見ます。質問はどの企業も同じで自己紹介から始まり、志望動機などを順当に聞いていきます。
外資と違って採用後長きに渡って勤務してもらいたいという考えもあるので、しっかりとマッチした人を採用して長く働いてもらいたいというのが本音のようです。
その② 日系企業の面接方法:
- リモート、Webスタイルと対面の両方
- 採用する方法は、Zoom, Google Meet, Wherebyなど企業によって違います
- ビデオ、音声をオンにして顔出しで行います
日系企業の特徴として始めはビデオでの面接を行います。選考が進むにつれて対面での面接などになります。
やはり最終的には一度はどこかで会いたい、という希望があるようで100%リモートでのみ採用といったことにはならないようです。
こういった点が、外資と違って会ってもらうと強い、人となりを見てもらえたほうが自分は強いと思う人にとっては有利に働くと思います。
その③ 仕事以外の質問:
- 選考を進めていく段階で、人事から条件面を聞かれる
- 給与などの待遇に関しては基本的に直近の源泉徴収ベースを聞かれる
- 企業によっては源泉徴収との乖離がないか実際に提出させる
日系企業の場合条件等は、人事などが事前に聞くまたは選考が進む段階でサラッと聞いてきます。
外資系企業と違って小さな声で聞く感じでデリケート情報ですよねといったトーンで話しをしてくれます。
まずはどうやって面接を通過するのか。コツ教えます!
外資、日系共通のコツ:
1.型にはまった質問に対してしっかりと回答できるように準備をする
例として、自己紹介、志望動機、やりたいことなどです。外資でも日系でもこれらは仕事に応募することの基本になります。しっかりと理由づけをしておきましょう。
2.オンラインでのインタビューになれる
この先ずっと必要になるものです。コロナが落ち着いても選考の段階で全員の人に会うことはありえません。そのためオンラインでのインタビューをしていいなと思う人に会うようになったり、選考が進みます。
操作方法、映り方、話し方などしっかりと一度研究しておくこともおすすめです。
外資ならではのコツ:
1.具体的な例を出して、自分の経験を話せるようにしておく
外資はとにかく実績が重要です。
自分が行った仕事や、結果をしっかりと棚卸ししておいてそれを完結にわかりやすく話せるようにしておきましょう。
具体的な例を出してしっかりとアピールすることが大切です。
日系ならではのコツ:
1.なぜ転職するのかの理由付けをしっかりとできるようにする
外資系では、転職は自分のキャリアアップのために行っているという文化があるので数をかさねていることが必ずしもネガティブにはなりません。しかし日系では転職を重ねている場合は、しっかりと理由付けが必要です。なぜ次に行くのか、なぜ移ったのかその理由が今のところではだめだった理由をしっかりと言えれば何の問題もありません。とても重要です。
まとめに
面接は、下準備ができます。
なので、対策次第ではどんな難関な面接でも突破できます。
筆者は例えばエージェントなどの人と話す時に絶対に聞くようにしていることがあります。
それが:
過去の経験のどこが評価されそうで、逆に懸念点としてあるところがどこにあると思うか
自分の中でもしっかりと理由付けや、これでよいだろうと思っていても周りからはそうは見えていない部分があるかもしれません。
そういう意味で第3者のエージェントには客観的に見てもらって意見をもらうようにしています。
それによって、なにか見逃している部分がないか再度チェックするようにしています。
当然質問したりすることは上記のものだけではないときもあります。皆さんそれぞれが抱えている気になる点を聞くのも良いと思います。
あくまでも参考にしていただければ幸いです。
少しでも面接へのマイナスイメージの払拭から、受かるぞ!と思える気持ちになれる助けになればよいです。
本日はここまでになります。
ありがとうございました。