1次面接以降の2次、3次面接って1次と何が違うのか知りたい。1次と同じようなことを聞くのか。または違うことを聞くのか。傾向があれば知りたい。
こんな疑問に答えていきたいと思います。
これを書いている筆者は
→外資系企業を渡り歩いて10年
→転職経験3回
→現在もアメリカ系外資系企業に勤務
本記事の内容は
- 2次面接以降でよく聞かれること
- 3次面接、最終で聞かれること
- 変化球?!イレギュラーな面接
多くの人が1次面接とそれ以降がほぼほぼ同じ面接のだと思われていると思います。
実は2次面接行こうというのは色々と企業の特色が出てくるところもあります。
その当たり日系、ベンチャーの違いを軸に解説にしていきたいと思います。
外資系については別途解説していきます。
こんな方におすすめ
- 1次面接はいつもパスがするが、2次面接以降が苦手な人
- とにかく全体的な面接プロセスが知りたい人
- とにかく全体的な面接プロセスが知りたい人
2次面接以降でよく聞かれること
日系企業とベンチャー企業は2次面接までほとんど同じようなことを聞かれることが多いです。
ポイント
聞かれる内容:
- 実務経験と具体的な例
- 実際に出した結果を具体的な数値で
実務経験と具体的な例
経験の中で最も自分のためになった、経験値をえた経験を聞かれることが多いです。
そこからそれがどのようなものだったのか聞かれます。
とにかく具体的に何をしたのか当時の仕事を言える範囲で具体的に伝えて自分の役割などを伝える必要があります。
実際に出した結果を具体的な数値で
次に実際に出した結果を聞かれます。KPIなどの言葉が出てくることが多いです。
もし身近でない場合は、KPIをググっておくことから始めましょう!
注意ポイント
KPI=ゴール、目標的なものです。
実際に自分のゴールや結果がどうだったのか。例えば前年比何%向上したなどが言えるように準備しておくべきです。
3次面接、最終で聞かれること
3次面接(もしくはそれ以降)になると、日系企業とベンチャー企業で少しずつ変わってきます。
日系企業
- 人柄や、仕事のやり方、価値観の持ち方を聞く
なぜ、最後に聞くかというと、すでに1次、2次で実務レベルの人が散々志望動機や経験値をきいています。それらをパスして3次以降に進むということは仕事上はフィットしているということになります。
なので最後に見るのはやはり「人となり」です。
どんな話をするのか、どんなふうに物事を考えるのか。それらを企業側は知りたいのです。
ベンチャー企業
- ケーススタディ
ベンチャー企業は最後に社長やCEOが出てくることが多いです。
なので特徴として経営者視点での質問が来ることがあります。それがケーススタディです。
例えば、このようなサービスをどうして行ったらいいと思う?どんな問題のとき、どんなふうにしたらいい?など答えがないもの、実際に抱えている問題についてどのように答えるのかを聞くことです。
会社の代表としての視点でディスカッションをする形があります。
変化球?!イレギュラーな面接
参考
ベンチャー企業にあることでいくつかイレギュラーな面接があります。
- 経歴を聞かずに、履歴書を読んでポイントで質問のみする
- やりたいこと、自分たちがやっていることがどのような問題解説策なの
ベンチャー企業のようにまだまだこれからの企業や勢いがある企業は面接と言っても硬いスタイルを取ることがほとんどありません。
一見簡単そうにみえる選考ですが、これがかなり難しいと筆者は感じます。
なぜなら:
- 雰囲気はいい
- 話が途切れたときの切り返しが必要
1.雰囲気がいい
基本的に面接特有の空気がなく、人によってはかなり手応えがある、雰囲気良かったと思う人が多いと思います。
ただし、あくまでも選考であるので結果が出ます。結局雰囲気が良くてもそれが企業側が欲しかった人材とは限りません。
「話は楽しかったです。。。。ただし。。。」ということはあります。
2.話が切れたときの切り替えが必要
型にはまっていないと、どんな会話や質問をどのタイミングでしたらいいのかわからないことがあります。
またどこまで聞いて、どこまで自分の意見を述べてよいのかわからなくなります。
そのため言いすぎてしまう、またはフランクになりすぎてしまうなどがあります。
ベンチャーならではの選考かもしれませんが、話しやすさや雰囲気の良さは逆に結果が読めないととても難しい選考になります。
まとめ
面接に対してまずはすべきこと:
- 日系企業、ベンチャー企業ともに、まずは王道の面接対策をする
- 2次、3次に進むにつれて嘘をつかずに、誠実に答えることを心がける
とにかく抑えてもらいたいことはこの2点です。
イレギュラーな選考や人柄の話をしましたが、それらは一日で作れる話ではありません。
一番簡単なことは嘘をつかずに、誠実に答えることです。
これをすることで、面接でのベストな答えとして外すことは殆どないと思って良いでしょう。
2次、3次選考以降はスキルや経験ではないので難しいと思うところがあると思います。
だからこそ、あまり作り込まずに素手、誠実に答えることで相手に伝わることがあります。
ぜひ多くの人に自身の希望の先から内定、合格が出ることを祈っております。
本日はここまでになります。
ありがとうございました。