これを書いている筆者は
・米国滞在経験10年
・帰国後、ベンチャーから大手IT企業まで経験
・GAFA(Google, Apple, Facebook, Amazon)の中で勤務経験
・ベンチャーに転職してマネージャーとして勤務中
本記事の内容は
- GAFAMが以前行っていた質問
- GAFAMが今行っている質問
- 質問から見えてくる求められている人物像とは
こんな方におすすめ
- 一度はGAFAMで働いてみたい人
- 外資系にいきたいけどまずはプロセスとか諸々知りたい人
- 今度面接を受ける予定の人!
GAFAMが以前行っていた質問
実際に行っていたもの
- マンホールの数は?
- 電柱の数は?
- 全国の女性の数は?
- 小学校から高校までに子供は何人いるか?
- コンビニの数は?
これ以外には本当にへんてこな質問がおおく、インターネットなどで検索すると色々ヒットします。
その中でもアメリカのBusiness Insiderがジョブコーチをしている人に実際にされた質問をリスト化しているサイトがあるので興味があればぜひ見てください。
ポイント
GAFAMが今行っている質問
質問は大きく2つです。
1.総合思考力について
- こういうシチュエーションのときどうする?
- こういう場面は過去にありましたか?
- どう対処しましたか?
- それはなぜですか? など
基本的には、なぜ?どうして?どうしたら?などの問題や行動するときの応募者の思考を知るための質問です。
これらについては正しい回答はありません。なぜなら経験から話をする必要があるからです。想像で話ができることでは有りません。
ただし、練習や慣れることはできます。一番は常に独り言や口に出して考えたりすることです。口に出すのも慣れるし、考えることも慣れる。なんなら、面接時には思考途中のこともこう考えている、ああ考えているということを口に出してもいいです。相手にそれが伝わり+な印象にもなります。
2.ロールについて
- こんな人がいたらどう対処しますか?
- たとえば新しいビジネスの相談をされたとして、どういったアドバイスをしますか?
- アプリを作るならどのようなアプリを作る?
- そのニーズはどう証明する? など
基本的には、ロールについては専門性の確認といったことが一番大きいです。
ただし質問を答える前に色々と確認しながら進めてもらうことが以外におすすめです。
ポイント
例えばビジネスを相談された場合にシチュエーションの前提条件や時期、期間の設定はあるのか。こういったヒアリング能力も実は見られていることもあります。
言われたから確認ではなく、相手にしっかりと確認してそれにあったことを答えるという姿勢を見せることも大切なことです。
質問から見えてくる求められている人物像とは
結論、総合思考力を経験を持っている人です。
総合思考力とは上の質問に答えられることであり、常に自分で答えを見つけ出そうとする動きができる人のことです。
トライアル・アンド・エラーで正しい答えではないものでも試して進みつつ答えを見つけては一歩でも歩んでいくことができる人を求めています。
ロールについては書類審査に通っている時点でかなり満たしているとみなしています。
以前はフェルミ推定のような難しい問題を出題していたのは事実でした。
ただし、それが回答できることと仕事がしっかりとこなしていけるかは結びつきがないことが調査でわかったとのことでした。そのため一切の難しい質問を廃止したという背景があります。
まとめ
ポイント
①GAFAMでは以前はフェルミ推定のような質問をしていた背景がある
②ただしそれはもうしなくなった
③今は総合思考力を求められる
この3点をしっかりと抑えていただきたいと思います。
この点を抑えることをまず意識するだけでもぐっと面接通過の可能性が上がります。
基本的にはGAFAMの面接は雰囲気がよく話しやすい空気が流れます。ただしそれだけでは受かったことにはなりません。しっかりとポイントを抑えて総合思考力を発揮してこそ受かります。
皆さんの健闘を祈っています。
本日はここまでになります。
ありがとうございます。