これを書いている筆者は
・米国滞在経験10年
・帰国後、ベンチャーから大手IT企業まで経験
・GAFA(Google, Apple, Facebook, Amazon)の中で勤務経験
・ベンチャーに転職してマネージャーとして勤務中
本記事の内容は
- オフィス回帰を目指す企業
- 最近の動向
- オフィス回帰を目指している企業の目的
こんな方におすすめ
- 転職や就職でリモート企業を選ぼうかそうでないところを選ぼうか悩んでいる人
- リモートしたいけど、なんか出勤したほうが仕事がはかどるかな、と思っている人
オフィス回帰を目指す企業
実は外資系の企業、特にIT系はオフィス回帰を狙っています。
理由としていくつか挙げられるます
ポイント
- オフィスのほうがアイデアやコラボレーションがうまれやすい
- 企業秘密の漏洩を防げる
- せっかくの設備を使用できる
大きくあげてこれらがありますが、最も重要なのは1と2だと言われています
例えば以下ワシントン・ポストの記事などではオフィス回帰の理由の一つに、「想像力や協力が加速すると共に、お互いの学びにつながると信じている」といわれているとあります。
アマゾンもFBも、アメリカのハイテク企業にオフィス回帰の兆し(GLOBE+) - Yahoo!ニュース
それ以外にも、アップルなど自社製品の開発情報がリークされないように、オフィス回帰を目指すといったところもあります。
最近の動向
ベンチャー、外資問わず日本にある企業は基本的に引き続きリモートを実施しているところはリモートが続いているのが現状です。
ただし、アメリカでは年内に制限付きでオフィス出勤を認めるなどの動きが活発に動いています。
例えば、Googleなどでは週に数回人数制限の上で出社を認めるような動きも有り、これは日本法人も今後同様の動きが見られる可能性が高いということです。
日系企業、ベンチャー企業についてはしばらく方向の転換などは動かない様子です。
そもそもリモートの導入ができている企業はそれを前提で動いていた企業なので、切り替えるということもないところが現実。
ただし、日系企業でコロナを起点に方向転換したところはオフィスにすでに戻っているところもあります。
オフィス回帰を目指している企業の目的
目的①
勤怠管理と、仕事効率を上げることが目的だと言われていますし、これが本音だとよく聞きます。
大企業が従業員の効率や成果を見るのにどうしても見えるところでないと難しいと考えており、やはりそれを改善するためにオフィス回帰と言われています。
目的②
リモート疲れと、アイデアの創出が必要ということです。
上記で紹介した記事にもありますが、多くの企業でリモートだとコミュニケーションが薄くなりそれによってアイデアや化学反応のようなことが生まれず、今まであったような活発な行動がない、と言われています。
これは、大手外資でも言われていることで特にアマゾンなどでは早くオフィス中心に戻す方向を模索していると言われています。
まとめ
オフィス回帰は、大前提にワクチン次第と言われています。
アメリカは接種率があがりはじめたことでやっとオフィス回帰の話が本格的にできていということです。
ポイント
オフィスに回帰する目的は:
・仕事効率の向上と、新しいアイデアを生むため
・仕事管理や秘密の管理を容易にするため
これらが多くの場合目的と言われています。ご自身がこれから転職や就職をしていく段階で企業がとっているオフィスに対してのスタンスや考え、またリモートをやるときの考えなどは各社違うかもしれませんが、これら2つのことが根本にあると思ってもらって良いと思います。
本日はここまでになります。
ありがとうございました。